Y様は、インテリアのテイストも、欲しい家具も決まっていらっしゃいました。デザイナーが独自にご提案したのは、お部屋の中央に置いてあるオブジェソファです。
とても斬新なデザインで、インテリアとしても滅多に見かけないアイテムです。打ち合わせを重ねる度に知る、Y様の高い美意識に、この方ならハイクラスな遊び心を理解してくれるだろうと、解釈しました。
Y様は、部屋が狭くなるかな?とも考えたそうですが、素敵になると直感なさったそうです。今では、アートピースとして大切になさりながらも、お友達の手荷物を置いたり、息子さんの遊び場所になったり便利とおっしゃいます。
気負わずにきれいに生活する事は、とても難しいですが、Y様ご夫婦は美しい自然体で、暮らしていらっしゃいました。
奥様は、ご結婚なさってキャビンアテンダントを辞めた後、家庭を豊かに彩りたいと、習い事を始めたそうです。
紅茶教室をきっかけに、食器や料理に興味を持ち、ヨーロピアンチャイナペイントとお料理教室に通われたそうです。すると、家に人を招くことが多くなり、家のインテリアに興味を持ち、レースドール、シルクフラワーアレンジメントを習われ、家具も凝るようになったとおっしゃいます。
今ではどれもプロの腕前で、手作りの人形や食器は、一流のブランドと見間違うほどです。色遣いやデザイン、飾り方に奥さまのセンスの高さを感じます。
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