奥州市が誇る伝統工芸家具工房「岩谷堂」。
伝統の「拭き漆」技法を生かした深みのある青色の漆仕上げに、
中世のヨーロッパで貴族や芸術家を魅了したシノワズリーの美。
伝統と現代の美を兼ね備え、受け継がれる価値をお届けします。
シノワズリーは、17~18世紀のヨーロッパで生まれた装飾スタイルです。
中国や日本をはじめとする東洋文化の影響を受けたデザインが特徴で、当時東洋から伝わる品々は多くの貴族や芸術家を魅了しました。
その中でも「漆」はシノワズリーにおいて特に注目を集めた素材のひとつです。
その光沢と奥行きのある美しさは、ヨーロッパの家具や装飾品に取り入れられ、異文化融合の象徴となりました。
当時のヨーロッパでは、漆製品は非常に高価で希少な品として扱われ、洗練された空間を彩る特別な存在でした。
現代でものその魅力は色あせることなく、多くの空間を優雅に彩り続けています。
拭き漆は、日本の伝統的な漆塗り技法の一つで、木目の美しさを際立たせる仕上げ方法です。
天然の漆を木材に塗り込み、余分な漆を布で丁寧に拭き取ることで、木そのものの温かみを残しながら、深みのある光沢を生み出します。
この技法は、木の素材感と漆の艶が絶妙に調和し、永く愛される家具や工芸品を生み出します。
奥州の職人たちは、この伝統技術を受け継ぎ、手仕事でひとつひとつ丁寧に仕上げています。その結果、拭き漆による家具は、使い込むほどに艶が増し、持ち主と共に時を刻む特別な存在となります。
車箪笥(くるまだんす)は、江戸時代から伝わる日本の伝統家具の一つです。その名の通り、箪笥の底部に車輪を備え、移動が容易にできる実用性を持ちながら、美しさと機能性を兼ね備えた収納家具です。
移動式の構造は、かつての武家屋敷や商家で重宝され、今もなおその優れたデザインと実用性が受け継がれています。
奥州の職人たちは、この車箪笥を現代の暮らしに調和する形で再構築しました。拭き漆で仕上げられた美しい杢目と、堅牢な造りは、和の伝統美を感じさせながら、モダンな住空間に自然と馴染みます。
クラシック家具は何百年もの間、その時代らしさを上手に取り入れて進化してきました。レノンでは、伝統的なクラシックスタイルから、世界最先端のクラシックインテリアまで。お客様のご要望にお答え致します。
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イギリス貴族が愛した重厚なインテリア。フランス貴婦人が愛したロマンティックインテリア。上質のクラシック家具やマテリアルで、ご希望に合わせたインテリアデザインを致します。
レノンでは18世紀を中心としたヨーロッパ家具を、お客様のお住まいに合わせたサイズ、お好みのデザインでお造り致します。クラシシックインテリアは、様々なスタイルがございますので、お客様のご希望をお聞きして、ご満足いただけますようにご提案を致します。