ネオクラシックインテリア

シンプルでエレガントに－。
おしゃれな街のマンションに合うインテリア。

デザイナーはこの2つをコンセプトに、家具をデザインしていきました。
茶色の家具と白の家具。
モダンテイストとクラシックテイスト。
色の配分とテイストの配分を、お住まいのマンションにキレイに映えるように、5:5にしています。

－　シャイニー・クラシック　－

壁を彩る、面積の大きな家具は、茶色にしてしまうと重厚感が出てしまいます。
そこで、食器棚、チェスト、テレビボードは、デザインを繊細と優美さが特徴のヘップルホワイトを参考に、直線的で気品のあるものにしました。
そして、仕上げ色をクラック入りにしています。
この色は、光や見る角度によって、シルバー＆ベージュ＆白に見え、彫刻のシルバーとともに、近代的な華やかさを演出します。そこにクラックが入り、高級感のある落ち着いた雰囲気を出しています。

クラシックデザインのものは、モダンな色に仕上げる。
正統派に加えた「ハズシ効果」が、お部屋をおしゃれにしてくれます。

モダンの中に、クラシックモチーフで品格を出す－

ソファはライトイエローの革張り。ダイニングセット、リビングテーブルは直線的なデザインにして、モダンにしています。
部屋の印象を決める、大きな家具のテイストを揃えた中で、ファブリックで雰囲気を出しています。
ダイニングセットはモダンなので、生地はクラシックデザイン。アームチェアはクラシックデザインなので、ストライプの生地でシンプルに仕上げました。
どちらもシルクの生地ですので、上質のシャイニー感が、お部屋のインテリアをクラスアップさせています。

モダンなデザインには、クラシックモチーフを加える。
クラシックデザインには、モダンなものを合わせる。
すると、シンプルな印象でありながら、濃密で力強い魅力が生まれます。
毎日の生活空間にふさわしい、飽きのこないインテリアです。

最初は、新築ならではの新しさを楽しむ－

家は、これからずっと生活していく場所です。
そして、家具もずっと使っていくものです。
しかし、10年、20年と経つ中で、お部屋の雰囲気を替えたいと思う時が来るかもしれません。
まずは、新築ならではのモダンな雰囲気を思いっきり堪能するために、家具だけでなく、壁紙やカーテン、照明もモダンなものにしています。

いつの日か－。
ライトをシャンデリアに替えて、カーテンや壁紙をクラシックなものに替えれば、お部屋の印象は様変わりして、本格的なクラシックインテリアを楽しむことができるでしょう。
また、モダンな絵やオブジェを飾り、椅子の張り地やカーテン、ライトを斬新でモダンなデザインに替えれば、NYやパリのアーティストが暮らす部屋のような、時代がとけあった面白いインテリアとなります。
ご家族のお好みで、どのような変身も可能なインテリアです。

インテリアデザインは、デザイナー1人で作るものではありません。
打ち合わせを重ねる中で知ることのできた、スタイリッシュでかっこいいものを望む、ご夫婦の美意識の高さが大いに反映されています。

家具を納入した時よりも、ご家族が暮らし始めてからのほうが、お部屋が生きいきと美しく感じるのは、優雅で豊かな生活スタイルを お持ちでいらっしゃるからでしょう。